FSSC22000で必要な記録とは?帳票管理のポイントとデジタル化
FSSC22000認証で「記録」が最も重視される理由

FSSC22000の審査において、「私たちは正しく衛生管理をしています」と口頭で説明するだけでは認められません。
それを証明する唯一の手段が「毎日の記録(帳票)」です。
記録がないということは、国際基準においては「作業をしていない」のと同じだとみなされてしまいます。
FSSC対応で必須となる主な記録の種類

- CCP(重要管理点)の監視記録
加熱温度や殺菌時間、金属検出器のテスト結果など、命に関わる工程の連続した記録。 - 一般衛生管理(PRP)の記録
毎日の清掃チェック、従業員の体調や手洗いの確認、防虫防鼠の定期点検記録。 - トレーサビリティの記録
どの原材料を、いつ、どの製品に使用し、どこへ出荷したかを追跡できるロット記録。
従来の「紙の帳票」が抱える限界とリスク

多くの現場ではいまだに紙のバインダーでこれらを管理していますが、ここには大きなリスクが潜んでいます。
- 記入漏れや改ざんのリスク
後からまとめて書く、数値を適当に丸めるといった問題が起きやすい。 - 検索性の低さ
監査時や、万が一のクレーム発生時に、過去の紙の記録から目当ての1枚を探し出すのに数時間〜数日かかってしまう。 - 保管スペースの圧迫
数年分の膨大な紙を保管する場所が必要になる。
帳票管理を効率化する解決策

FSSC22000を維持しつつ現場の負担を減らすためには、帳票の「デジタル化」が最も有効な解決策です。
タブレット入力や自動データ収集を取り入れることで、記入漏れをシステムが自動で検知し、監査時のデータ抽出も一瞬で完了するようになります。
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